義仙会(GISENKAI / TAMIYARYU)

日本の古伝を学び、後世に伝えるとともに歴史探訪、イベントの開催と参加、BBQなど各種団体との交流を行い、人生を楽しく豊かに過ごしていきましょう。 入会希望者、見学者、老若男女問いません。 こちらまでご連絡ください。 <義仙会 石原> 連絡先 e-mail:katana_hinawa@i.softbank.jp

2015年12月25日金曜日

12月22日 居合稽古(稽古納め)

今日は平成27年納めの稽古日です。
今日の稽古テーマはリラックス。
正しく刀を振り、身体の末端まで気を配って正しく身体を使うことが一つの頂点です。
行きたい気持ちを抑えてゆっくりと自分で確認しながら反復することが大切です。
今年を振り返ると「恒例の府中・靖国・品川・町田・赤城の5大祭事」「田宮流居合術元和会関連行事」「中目黒ウインターフェスティバル」「和装お花見会 」「逍遥会(葛飾北斎展と春画展)」

そして新たな参加行事として「日本古武道文化学会での一之宮貫前神社奉納演武祭」
「大船時代祭り」「ベルギー支部の来日合同稽古」「日本古武道振興会創立80周年記念大会演武」
「ドイツフェスティバルでの甲冑組太刀」「日本傳空手道大道館四十周年・古武術錬成武備舎二十周年記念演武会」、加えて新しい試みとして「刀剣体験イベント」がありました。

今年もたくさんの日本伝統文化を承継していく目的を義仙会士として楽しく豊かに行うことが出来たと思います。
日々ハードな仕事や学業の場に身を置きながら、文化を継承する活動をおこなうことは人格の向上に資するものです。 
楽しく豊かな人生を一緒に過ごしましょう!  凄いことをサラリと…
12/26(土)11時から義仙会納めの催事「義仙会の茶会(濃茶)」
そして夜は「忘年会(中目黒の名店)」があります。濃密な時間を楽しみましょう。

石原、馬場、藤沢、ガブリエル、山野、直太朗、佐藤、中谷、拓海
記/長塚










2015年12月18日金曜日

12月15日 居合稽古

今日は「脚の構え」(上段下段と納刀座位)について研究しました。
構えにおいて基本的に前脚のスネは床と垂直、
その時の前膝の位置は一定で動かない(前後左右に緩まないこと)。
納刀において体を下ろす時、膝の位置を動かさないようにするため、あまり「固定」の意識を持ちすぎると、
身体がスムースに動かず後ろ脚の筋肉に過大な負担をかけてしまいます。
前後の脚を押し合うように力まずにリラックスしつつ膝の位置を意識すると筋力の負担が軽減します。
とはいえ筋力も必要です、毎日一回、頑張りましょう!

今野、二村、馬場、藤沢、ガブリエル、田中、譽田、北田、直太朗、中谷、拓海
記/長塚











2015年12月10日木曜日

12月8日 居合稽古

先日、見学体験に来られた宮内さんが演じる能を観賞してきました。
舞台の床を滑るように動く運足をじっくり拝見しました。
能楽師の足の運びは剣術家と共通していると言われています。
早速取り入れて、残心の上段そして下段残心への移行動作を皆で稽古しました。
足裏 爪先 踵 脚の裏などの使い方を試してみました。
もちろん直ぐに効果的な動きをするのは無理ですが、関係部位を意識して使うことで
円滑に身体が動くことが確認できました。
身体操法を考え研究するのは、楽しく興味深く意義を感じます。
一緒に頑張りましょう!

石原、二村、藤沢、桑原、ロジャー、山野、直太朗、後藤、佐藤、拓海、宮久
記/長塚












2015年12月7日月曜日

12月5日(土)「刀剣体験イベント」

今日は「刀剣体験イベント」です。
ご参加者は10名、定時にご集合頂き早速、衣装に着替えて頂きました。
刀剣にとても興味をもって頂いているせいか、着物と袴そして三具の姿がとても似合います。



各人の紹介、オリエンテーション、陣幕をバックに撮影会。
プログラムに従い真剣の拝見、熱い眼差しでご覧いただきました。
刀の説明の後、手に取っての拝見。





石原剣士、二村剣士、馬場剣士の三名で田宮流居合術の基本の技をご披露させていただきました。

さて、いよいよ体験の時間。
鞘から刀を抜き出し……そうは簡単に抜けません。
今度は刀を鞘に納めます…こちらも簡単にはいきません。
右手の力を抜いてリラックス、すると腕が伸びます。
鞘も引けて、よく右腕が伸びて、先程よりスムースです。
好きこそものの上手なれ、皆さん上達が早い!
もっともっと操作の稽古時間があれば…
あっという間に予定の時間を大幅に過ぎました。









参加の皆様に「とても楽しかった」と言って頂き、スタッフも心が和みました。
「刀体験パート2」「ホラ貝」「火打石」「火縄銃の説明」「鎧」「茶道」などなど…
なかなか出来ない体験を、もっと皆様に体験して頂きたい。そして分かって頂きたい。
ご参加の皆様に楽しんでいただき、一緒に素敵な時間を過ごすことが出来、感謝しております。
日本の伝統を文化をもっと知って頂きたい。
次回開催の機会はお知らせさせて頂きます。
義仙会ならではのプログラムで、和気藹々と佳き時を一緒に過ごしましょう。
有難うございました。

スタッフ/長塚、石原、二村、馬場、藤沢、後藤、舩木さん(特別ゲスト)
記/長塚